【ちょっと寄り道】お茶会の着物について(後、脱線)
こんばんはー。へびです*
今日はちょっと寄り道。というか、昨日の着物について少しエクスキューズ。
「お茶会の着物」というタイトルで昨日の着物を見たとき、もしかしたらこんな事を思われた方がいたかもしれません。
「お茶会にそんな派手な着物を着ていって…」
一般的に、というか最近ネットとかでお茶会の着物についてまとめられているサイトを見ると、こんなことを書かれていることがあります。
「お茶席の着物は極力落ち着いた色柄であること。」
「なるべく無地の物を選ぶこと。」等…
その背景には、お茶の精神の一つとして『詫び寂び』があることや、亭主がしつらえた道具の取り合わせの邪魔にならないように配慮することなどがあるのだそうです。
これについて反論するつもりはありませんし、正しい考えだと思います。
ただ、だからと言って、必ずしも鮮やかな着物をお茶会に着て行ってはダメかというと、そういうことではない思います。
「茶道」「お茶会」というと敷居が高く思われがちですが、けっしてすべてのお茶会がかっちりとしているわけではありません。
ただお客さんに季節を楽しんでいただきたいだけのお茶会もありますし、遊び心がたくさん詰まったお茶会、お茶を美味しく飲んでいただきたいだけのお茶会もあります。
そういうお茶会には、華やかな着物を着て行っても良いと思うんです。
季節に沿った着物や、相手の心遣いに応える着物、一緒にその席を楽しもうとする着物。その場その場に応じて、色々な着物があって良いじゃないですか。
もちろん、お洋服でだって素敵です。
要は、世の中の着物・お茶に対する敷居が高過ぎる。
そのことが、とてつもなく嫌なんです。
着物は、洋服と同じに考えればいい。
その場、その人、その時に応じた着物を選び、自分も相手も息苦しくないように着ればいい。楽しみたい時は、楽しんで着ればいいし、落ち込んでいる時は、その気持ちのままの着物を着ればいい。
お茶だってもっと自由にやればいい。
きちんとしなければいけない時はするけれど、一番大事なのは、お客さんに如何に美味しくお茶を飲んでいただくか。それだけに、ただ一生懸命心を砕けばいい。
そう、思うのです。
(もちろん全ての人に賛同されるとは思っていませんが。)
今は色んなことが上手く伝えられないけど、着物についても、お茶についても、伝えたいことがたくさんある。
着物って楽しいんだよ。お茶って楽しいんだよ。もっと笑顔になれる。もっと自由になれる。でも何より、もっと優しくなれる。そんなことを、たくさんたくさん伝えたい。
でも今は思いばっかりだから、少しずつ形にしていきたい。
そうしたら、きっと世界平和も夢じゃないはず。(←突然スケール大きい 笑)
うん、なんだか激しく脱線しましたね。笑
でもいいや、なんとなく書きたいことが書けたから。
さぁ、明日からまた頑張るぞー。